【おじいちゃん消化器持ってきて!】SI業界がIT化してないとか酷いことを言ってしまったので早めに火消しを計る【天ぷら油が!】

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文句言いっぱなしはよくありませんので、私なりの意見を・・・。

と言いましても、私はロンドンのアッパークラスの読む新聞がどうのこうのということは言いませんのでご安心を。

私の古巣のあの会社も言っていることですが、やはり自分のところのシステムは自前で開発した方がよい、という考えを私は持っております。そして、プログラムを書ける人を少しでも「情報システム部」に送り込めないか、ということが私の活動の長期的な目的になっています。はっきり言って現在はなんにもしてませんが、そう思ってればそのうちそういう機会が来るのが世の中の面白いところです。

企業(非IT企業)の情報システムというものは、例えば他社より同じものを1日早く売ったり、社員の平均残業時間が10分減ったり、要はあまり人間が肉体的・精神的に疲れなくても有利にコトが運ぶことができる機会を増やすためにあります。このような効率化は売る製品での差異化と同じ程度重要で、同業他社と競争しなければならない資本主義の世の中では当然やらなければならないことです。ちゃんと実践している会社こそ、競争力があると言えます。

逆は・・・アレですね。「10分早く出社しようキャンペーン」とかを社長が思いついて、そういう張り紙をペタペタ貼っているような会社ですね。真逆です。競争力が逆を行っています。それはビジネスでなくて鎌倉武士ごっこです。こんなものを競争力とか考えてたら国が傾きまっせ。全く話が逆です。わけがわかりません。

私、歴史は大好きなのですが、あの「いざ鎌倉」とかいうのは、「美談なんだけど今はやってはいけないこと」として、ちゃんと子供に教育しないといけないんじゃないかと考えます。

横道にそれました。要は、奴隷的に社員を扱う企業がなければ、という前提つきであるものの、効率のよい企業が生き残るわけで、たぶん、コンピュータは効率的に仕事をまわすには良い道具です。よく情報システムは利益を生まないという言い方があって、それは私もそうかなと一瞬思うのですが、考えてみればそれはちょっとおかしな話で、実際はその会社で情報システムが会社のシステムに組み込まれていないからそんな物言いがあるわけはないかと。この状況は革命が起こる前触れみたいなもので、売るものさえあれば、コンピュータを中心に据えた後発の会社の方が既存の大企業を喰ってしまうことも起こるんじゃないかと思いますし、実際そういうこともあるんでしょう。具体例が思い浮かばない自分を恨んでますが。R社とかそうですかね。

「コンピュータを中心に据えた後発の会社」は、おそらくそんな大事なものを人に任せたりはしないでしょう。前回の記事はいかにもSIerをdisってますが、実際にはSIerはお客さんに合わせているだけで、今の悲惨な状況を生んでいるのはコードを書けないお客さんの側です。何も評価できないから、変なものを押し付けられるのです。

コードを書くのが大好きな若い人のうち、一般(いわゆる非IT)企業の情報システム部というものに就職することにピンと来る人は多くないと考えますが、個人的には若きハッカーにもっと行ってもらいたいと思ってます。理由は上記のような問題解決なんですが、おそらく一人では太刀打ちできないでしょう・・・。それよりも、何年かして辞めた後に「どれだけ悲惨なことになっているか」を語ることができるというのは案外価値が高いことです。

私も大学でロボットいじってキャッキャウフフしていればよかったのに、ある先生に「SIerが悲惨だ」という話を聞いて自分からそこに入っていったので、今こうやって半分当事者、半分アウトサイダーという貴重な立場で話ができるわけで。キャリアは不安定になりましたが、それでも人が見えていないものが見えるというのは楽しいことですし、表現の場も与えられるわけです。

技術の面で言うと、大学生が陥りがちな「どの言語がカッコイイ」とかいう話は企業の情報システムでは全く通用しません。毎日たくさん来るデータをどう整理するか、マーケティングのために複雑になりすぎたポイント制度とか電子マネーとかをどう扱うか、あるいはそういうものの扱いを簡単にするための提言をどうするか、など、普通の大きい会社ならそういう言語の話よりメタレベルかつ現実的な難問がゴロゴロしているので、腕を磨く題材としては決して悪くありません。

・・・とは言うものの、就職は慎重に。コード書かせてもらえない可能性がかなり高いので・・・。

世の中って難しいね。寝る。(←無責任)

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